どうもです、まさきです(^^♪
今回はビジネスに全く関係ありません。
単純に僕が「これ面白い!」と思った話を紹介します。
イジメを瞬殺で辞めさせる超強力な方法というお話です。
これは・・
すごいです
強力です
物語形式なのですが
これを読んだとき僕はすごく感動しました。
実行すれば本当にイジメを無くせると思います。
ただやるとしたら夏ですね|д゚)
その訳とは?
ではどうぞ!
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「イジメを消す超強硬策。〇〇〇を使って」
これは俺の中学時代の話
俺の友達にツヨシという奴がいた。
ツヨシとは幼稚園からの付き合いで
ゲームやキャラクターの趣味も合う友達だ。
小学校はずっと同じクラスでいつも一緒にいた。
だけど中学で別のクラスになってからは
顔を合わせれば話す程度。
勉強や部活の忙しさもありなんとなく疎遠になっていた。
そんな時、ツヨシのクラスのやつと
塾でたまたま話したときに俺は衝撃の事実を知った。
「あいつ、いじめられてるぞ」
信じられなかった
だって小学校時代のあいつは勉強もできて
足も速くて毎年運動会ではリレーの選手に選ばれるような
いわばクラスの中心的存在だった。
性格もよく担任からも
「ツヨちゃん」
なんて呼ばれたりして好かれていた。
俺はひそかに憧れていた。
「俺もこいつみたいな男になりたいな」
もちろん、恥ずかしいから
そんな雰囲気は微塵も出さなかったけど
だからすごくショックだった。
同時に友達がツライ目にあっているのに
そんなことも知らず「あーダリー」なんて
日々を送っていた自分がほんとイヤになった。
その日の塾が終わってから
すぐにツヨシの家に行き、話を聞いた。
最初はにごしていたが
ポツリ、ポツリと状況を話してくれた。
思った以上に陰湿だった
物をトイレに捨てられたり
裏で目立たないお腹を殴られたり・・
どうやらクラスの中心的なYという奴が主導しているようだった。
こいつは大人の扱いが上手く
教師間では優秀で礼儀正しい生徒と認知されていた。
イジメを親にも教師にも言えず
クラスの友達も2人でいる時は普通に接してくれるが
イジメを辞めさせようという感じではないらしい。
話を聞いているうちにツヨシが泣いた。
ツヨシの始めてみる表情だった
ツヨシの初めて聞く声だった
人の嗚咽を始めて聞いた
俺も泣いた。
友達の事で初めて泣いた。
同時にあんなに活発で明るかったツヨシを
こんな状態にした奴らに対する憎しみが
腹の底から込み上げてきた。
許せなかった
「俺が何とかする」
そういってツヨシとは別れた。
家に帰ってから早速作戦を練った。
主導しているのはYで
みんなYに従っているようなので
とにかくこいつを何とかする必要があった。
Y以外は積極的にイジメてるわけではなく、
Yをなんとかすればイジメは収まりそうだった。
無い頭を必死に絞り
俺はかなりの強硬策に出ることにした。
次の日は休日だったので
俺はツヨシの家に行き、「強硬策」の内容を話した。
ツヨシはその強引なやり方に
最初は頑なに拒んでいたが
「今の状況を変えるにはこれしかない!」
と無理やり説得した。
最終的にツヨシは首を縦に振ってくれた。
そして翌週の月曜日
いよいよ実行だ。
時間は放課後の学級会
担任・クラスメートがみんな揃っている時だ
俺は教室の後ろのドアの前でスタンバイした
たっぷりと水の入ったバケツを持って
俺はツヨシに合図を送る。
そして後ろのドアに来たツヨシにバケツを渡した。
バケツを受け取ったツヨシは
Yのところまでつかつかと歩き
真上から思いっきりバケツの水をぶちまけた。
・・・・
あまりの出来事に
呆然とする担任・クラスメート
そして何より驚いたのがYだろう。
そりゃそうだ
目をぱちくりさせていた。
そしてしばしの沈黙の後当然Yはキレた。
「てめえ、何すんだよ!!」
そこでオレの出番だ。
すかさず間に入ってこう言ってやった。
「お前が陰湿なイジメなんかやってるから
ツヨシも俺もキレたんだよ!
いいか、お前がイジメるたびに
放課後のこの時間に、バケツをお前に
ぶちまけるからな!!!
それでもいいならイジメを続けなよ」
そいつはオレの言っている意味が分からず
明らかに困惑していた。
そして2日目
Yは昨日の復讐とばかりにイジメをしてきた
その報告を受けた俺は
放課後の学級会当然のようにまた
水たっぷりのバケツを持ってスタンバイ。
ここからは昨日と全く同じ状況だ。
まさか2連チャンで
ホントにやるとは思っておらず、
Yは昨日以上に困惑していた。
そして俺はまたこう言った。
「言ったろ?
イジメたらその日はバケツ食らわせるって
じゃあ、また明日な。ツヨシ帰ろうぜ」
・・・
3日目
イジメはなくなった。
さすがにイジメるたびにバケツを食らわされ
全身びしょ濡れで帰宅するのは
イヤになったんだろうwww
またみんなの前で恥ずかしい思いをしたのも
相当応えたのだろう。
担任にも理由が理由なだけに
特別怒られるなんてことはなかった。
もし怒られてもこっちには
実行する明確な理由と正当性がある。
俺はもう少し長期戦になるかな?と
予想していたが意外と早く折れてくれて
内心ほっとした。
またもしYがバケツを恐れて
放課後の学級会をバックレるようなことになったら
Yの家に行って家族やペットにバケツを食らわせる気でいた。
Yの家族にもツヨシの痛みと、
お宅の息子がどれだけ人にツライ思いをさせているかを
分かってもらういい機会だと思った。
それぐらい徹底的にやらないと
絶対イジメを辞めないと思った。
絶対に
これが俺のイジメを無くすための強硬策だ。
今考えると
とんでもないことしたなーと思う。
でも当時の俺が思う
「絶対にイジメを無くすやり方」はこれしかなかった。
親友を救うために
ツヨシとは大人になった今でも たまに会う関係だ。
ツヨシは今学校の教師をしている。
ツヨシがイジメの問題に出会ったときにさて
「教師として」どんな対応をするのか
その点が少しだけ心配だ・・・
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はい
いかがでしたか?
面白かったでしょ(^^)/
これは夏向きですよね
じゃなきゃイジメッ子が風邪ひきます。
イヤーまさに強硬策です。
最後の部分で先生になったツヨシを主人公が
心配しているところなんかいいですよね
僕は好きです。この部分
あなたの感想お待ちしています(^^)/
山口さん。
こんばんは。さっちです
またまた、お邪魔しました。
山口さん凄い!拍手してしまいましたよ。
いじめがなくなればもっと素敵な世の中になるのにね。
来年もよろしくお願いいたします
さっちさん、こんばんは(^^)/
山口雅貴です。
今年最後に嬉しいメッセージありがとうございます。
それではよいお年を!