ネットビジネスの辛いデメリットについて考えてみた。ヒマと孤独という憂鬱
という事で
このブログを見てくれているあなたは
ネットビジネスで稼げるようになってもっと自由に
わがままに生きて行きたいと少なからず思っていますよね。
そんなあなたに今回は少し夢を壊すお話をしようと思います。
ネットビジネスだけで生きている男
僕のネットビジネス仲間で高橋良樹さんという方がいます。
年齢は33才。独身の一人暮らし。
調理師の専門学校卒業後、ある大手のチェーン居酒屋に就職したものの
残業・休日出勤の多さに耐えかねて会社を辞めネットビジネスの世界へ
そして現在という経歴の方です。
彼は現時点で月収80万円ほど。しかも完全に仕組化をしているので
ほとんどパソコンを開かなくても収益が発生します。
仕事や人間関係に一切振り回されず、ノルマや義務もなく
すべて自分1人で人生を決めていける状況です。
(こういった人生を歩みたくてネットビジネスをやる人が多いと思います)
そんな彼曰く
確かに物欲も満たされ、何不自由のない生活を送れるけど、
幸せや楽しさは特別感じないとのこと
(もちろん最初は楽しかったようですがそれが当たり前になると
自然と幸福感が薄れて行くのが人間です・・)
確かに自由ではあるけど、人生をわがままに思い通りに生きているけど・・
時間が余ってしまい、何をしたらいいのか分からないそうです。
人ともほとんど会わないため、急に孤独感に襲われるそうです。
この「何をしたらよいか分からず、とにかく孤独」という感覚
実は僕もすごく分かるんです。
僕は広告の仕事をする前、公務員として働いていました。
で、転職をする際に一か月くらいニート生活をしていました。
確か有休が25日くらい溜まっていて退職に合わせてすべて使いきりました。
その一か月間
僕は完全に「自由」でした。
それこそ時間を一切気にせず
好きな時に起きて
好きな時に食べて
好きな時に寝ていました。
その一か月間は誰とも会いませんでした。
最初は何もしがらみがなく
「うわーー最高だなぁ」なんて思っていましたが
後半はダメでしたね・・
誰とも会わず、義務が何もない日々にだんだん嫌気がさしてきました。
軽いうつ状態になっていました。あまりの孤独感に耐えかねて
仕事で日々忙しさに追われていた頃が懐かしく感じ
早く仕事について人と関わりたい、というか
何でもいいから人と繋がっていたいと強く思うようになりました。
この頃の心情は先ほどご紹介した
高橋さんの心情と重なるものがあると思います。
一生夏休みという憂鬱・・
ネットビジネスで稼げるようになるということは
ある意味この状態が一生涯続くということです。
(自分が進んで忙しさに飛び込んでいかない限り)
例えるなら学生時代の夏休みが一生続くということです。
うーん
それは果たして楽しいでしょうか?
他にやりたいこともないのに
その状態が続くことは本当に幸せでしょうか?
あなたはどうですか?
仕事に行かなくていい
仕事をしなくていい
仕事の為に起きなくていい
仕事の為に寝なくていい
何をしてもいい
何を買ってもいい
何になってもいい
どこで暮らしてもいい
恐らくそういった環境になると
誰もが
「自分は何を本当にしたいのか」
「どうやって今後の人生、生きていくのか」
「何をしていると楽しいのか、一番幸せなのか」
こんなことを考えさせられると思います。
もちろん自分がやりたいことが明確に決まっていたり、
孤独にならない環境がある(家族が周りにいる)人は全然問題はないですよ。
ここで問題なのは高橋さんや昔の僕のように
「やりたいことが特になく、一人暮らし」の人です。
そういった人は目先の仕事や義務に
日々追われている方が幸せなのかもしれません。
少なくとも日々生きている実感は
持てますし必ず人間関係がそこにありますから。
実際ネットビジネスで稼げるようになって独り立ちしても
あまりの孤独感と時間を持て余すことに嫌気がさし
アルバイトを始めたり、再就職をする人って結構多いです。
先ほどの高橋さんも調理師の仕事を再開しようかなと最近ぼやいています。
(お金ではなく人との交流を欲して)
僕もネット収入だけで
十分暮らしていくことはできますが
今ネット専業になったらヒマすぎて
恐らく病むので、あえて副業としてやっています。
・わがままに自分の人生を歩みたい
ことを目標にするのはいいですが
実際自分がそうなった時に何をしたいのか
どんな人生を今後歩んでいきたいのか
明確でなくていいのでこの機会に考えてみることをお勧めします。
ヒマと孤独・・
実際に自分がそういった
立場になるとかなりつらいです。
ネットビジネス専業になると
仕事で人と関わる事が本当に無くなるので。
なのでこういったデメリットもあるという事は
心のどこかに留めておいて下さい。
では本日はこの辺で